唐人町商店街アーケード東側入り口付近にあったと言われる黒門跡付近です。黒門川通りと呼ばれる通りで、歩道の左手に木製のオブジェがあります。

公開日: 2021-02-22 最終更新日: 2021-07-10

【歴史】【史跡】

黒門跡がある黒門川通りは、現在道路の下が暗渠になっていて大濠公園から博多湾に通じる黒門川が流れています。1988年に暗渠が完成する前は、黒門川の両岸が道路になっていました。

黒門は江戸時代、唐津街道上にありました。黒門から現在の唐人町商店街のアーケードに向かっては黒門橋という橋が架けられていました。当仁風土誌(当仁風土誌編纂委員会著)によれば、橋には欄干があり唐津街道上の重要な橋だったようです。

黒門は、黒く塗られた門で、ちょうど福岡城の内郭と外郭の境界にあたり福岡城の西の入り口でした。江戸時代の頃は黒門川沿いは松並木になっていたようです。現在の黒門跡付近にも松があり、当時の面影が感じられます。

【協力】
郷土史研究家 空 賢司

黒門跡の説明版です。江戸時代当時の黒門、黒門川、松が生えた土手など周辺の絵が描かれています。
施設名黒門跡
種類史跡
住所〒810-0062 福岡県福岡市中央区荒戸3-1
TEL 
営業時間 
定休日 
ホームページ 
アクセス福岡市営地下鉄唐人町駅より徒歩約3分

 ※コロナウイルスの影響により、営業時間、定休日などが記載内容と異なる場合がございます。ご訪問時は、事前に施設にご確認いただきますようよろしくお願いいたします。